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★足揉み知恵袋★

足揉み知恵袋vol 1
足もみ」はいつごろから始まったと思いますか?
足をもむという行為の歴史は古く、4500年前までさかのぼります。
古代エジプト時代(紀元前2500年ごろ)に書かれた絵文字に古代人がお互いに足の裏を揉んでいる絵が存在します。
つまり、足を揉むという行為はなんらか身体に良い影響を与えるものだと認識していた事の証拠になると思います。
こんなに古くからあるって知ってましたか?
しかしながら、東洋医学と言われる中医学ではあまり注目されていなかったのか、戦争で焼けてしまったのか、「足もみ」に関する文献が残っていません。
唯一あるのが、古代中国の医書と言われる「黄帝内経」(4000年前)に「観趾法」という施術法があったと言われているだけです。
この「観趾法」に「足もみ」の記述があるとされていますが、文献は残っておらず詳細は不明なのが現状です。
ではなぜ、現代にこの「足もみ」なるものが脚光をあびるようになったのでしょうか?
次回はそれについて話をしたいと思います。

足揉み知恵袋vol 2
最近の「足もみ」ブームのきっかけは1912年アメリカ人医師の論文発表です。
西洋医学の医者が東洋医学的なものを発表した事でも研究されるようになりました。
アメリカからヨーロッパに、そして、各国で研究されるようになりました。
つまり、4500年前から「足揉み」は民間レベルで行っていたものの、ブームには至らなかったというのが現実のようです。
日本にはヨーロッパから伝わったものや、台湾を経由して伝わったものなどがあります。
俗に言われる「台湾式」も、ヨーロッパから台湾に伝わったものなのです。
この「台湾式(官足法)」が昭和57年(1982年)日本に伝わり、日本でもブームが起きました。
この「足もみ」は東洋医学でしょうか?
次回はそれについて話をしたいと思います。

足揉み知恵袋vol 3
今まで「足もみ」の歴史について触れてきましたが、この足もみは「東洋医学」でしょうか?
実は、現在流行している足もみのほとんどは「西洋医学」に分類されます。
理由は足を揉むという行為は「東洋医学的」ですが、考え方が完全に「西洋医学」です。
胃が悪ければ、胃薬を飲むように、胃が悪ければ、胃の働きを高める場所を揉む(刺激する)。
同じように膝が悪ければ、膝の場所、腰が悪ければ、腰の場所といった様に直線的に悪い場所にアプローチします。
この手法がまさに、西洋医学の考え方になるのです。だから「足揉み」は「西洋医学」です。
また、この各働きを高める場所のことを「反射区」といい、東洋医学の「つぼ(経穴)」とは区別しています。
「足つぼ療法」もこの反射区を使っていれば、「西洋医学」に分類されます。
次回はこの「反射区」について説明したいと思います。

足揉み知恵袋vol 4
今回は「反射区」についてです。
「足つぼ」や「リフレクソロジー」のお店で、足裏をエリアごとに色分けされている図を見ると思いますが、このひとつひとつが「反射区」です。
この反射区は点ではなく、エリア(領域)を持っている事が特徴のひとつです。
反射区は東洋医学の「つぼ(経穴)」とは考え方が異なり、足の親指が頭、踵がお尻で全身を足裏に投影した考え方が一般的です。
この反射区を表にまとめたのが反射区図表で世界に何種類もあり、統一されていません。
なぜなら、西洋医学的に立証されたものではなく、グループごとに臨床を積み上げて立証しているからです。
反射区の歴史は100年です。これからもどんどん研究されるでしょう。
次回はこの反射区を使った簡単な実験をしたいと思います。

足揉み知恵袋vol 5
「反射区」とはなんでしょう?それは。身体の各器官を活性化できるエリアです。
手、耳、足(裏、内側、甲側、外側)などにあります。
実際に体感実験をしてみましょう
立った状態で前屈して、手と床との距離を確認しましょう。
次に、一旦座り、足の内側(親指から踝の下)を2本の指で5回さすってください。
両足とも行ってください。もう一度、立った状態で前屈して、先ほどチェックした手と床の距離を確認。
どうですか、身体がやわらくなっていませんか?
足の内側にあるのが、背骨の反射区になります。
このように軽い刺激でも、反射区は反応する事を理解していただけたと思います。

足揉み知恵袋vol 6
足をもみ効果について
足をもむと、身体全体が温まります。これは、足を刺激することで、反射区が刺激され、全身の各部分が活性化するからです。
また、心臓から一番遠い足先を刺激し、血行をよくすることは全身の血のめぐりが改善されることにもなります。
人間の治す道具は「血」しかありません。
この血の状態を良くし(老廃物がなく、栄養素が多く含まれている状態)、患部に血を届ける事が必要です。
この事からわかるように、足を揉む事は何かしら健康によい効果をもたらすことができます。
足を気持ちよくもむことで、リラックス効果もあり、副交感神経も高まり安眠にもつながります。
良い事ばかりの足揉みですが、揉んではいけない場合もあります。
次回はこのことについてお話したいと思います。

足揉み知恵袋vol 7
足を揉んではいけない時はあるの?今回はこの質問にお答えしたいと思います。
それを一言で説明すると「お風呂に入れる状態かどうか?」がポイントです。
お風呂に入れない状態の方(医者から止められているなど)は足揉みを長時間行うのは控えてください。
抜歯した日、生理出血の多い日など出血が予想される時や、高熱の時です。
また、長時間と書いたのは、1,2個所揉む事は身体に負担をかけませんが、時間をかけて揉む事は体に負担がかかります。
足もみをしっかりする事は「お風呂に入るくらいの負担」を身体にしいる事になります。
つまり、お風呂に入れるくらい元気であれば、しっかり足を揉んでも大丈夫という事です。

足揉み知恵袋vol 8
「痛い所は悪い」というのは皆さんが理解していると思いますが、「悪い=痛い」ではありません。
肩コリさんが肩を押されて「気持ちよい」と言っているのをご存知だと思います。
つまり、「気持ち良い所も悪い」という事です。だから気持ちよい場所も痛い場所も刺激をする事が必要です。
では、ただ単に押されている感じの所はどうなのでしょう?
ほとんどの場合は問題なしと言えますが、状態が悪すぎる場合などにもこのような事が起こります。
しばらく揉み続けていると、痛み(気持ちよさ)が出てくる事もあるのが事実です。
痛いから強く押すというのも問題あります、痛すぎると緊張してしまい弱った身体をさらに傷める結果になるかも?です。
しっかり揉むとは足全体を揉んだ後、気になる部分をさらに揉むという感覚でいいと思います。
一概に痛いのを我慢すれば効くというものではない事をご理解ください。

足揉み知恵袋vol 9
足の裏でひとつだけ押すとしたら、あなたはどこを押しますか?
毎日、足をまんべんなく揉む事が一番良いのですが、なかなか実践するのも難しいですよね。
とりあえず、一つと決めた場合はそれは、足裏にある「副腎」という反射区をお勧めします。
足裏中央やや上、骨の際にある反射区でこの場所は「湧泉(ゆうせん)」というツボと重なる所です。
一言で説明すると、アンチエイジング若返りのツボともいえると思います。
この一か所だけでも毎日、朝晩、刺激する事をお勧めします。
押し方は、ゆっくり押してそままキープして(3秒以上)、ゆっくり離すという方法がベストです。
押す時に、足の甲側をしっかり支えるとうまく押せます。
場所の詳細はこちらをチェック
http://www.asimomi.jp/mailinfo/ref/ref21.htm

足揉み知恵袋vol 10
足もみの「基本ゾーン」をご存知ですか?
健康において、老廃物を排出する事は大事な事、足もみの基本も同じです。
1個1個の細胞が元気になってこそ、健康は成り立つと考えられています。細胞の周りに老廃物があると細胞の働きが悪くなります。
だからこそ、健康のために老廃物の排出は大事な事と言えます。
足もみの「基本ゾーン」は老廃物を促す場所、すなわち腎臓、輸尿管、膀胱になります。この3個所が老廃物の排出を促し身体をキレイにしてくれます。
また、足を揉む行為により足に溜った老廃物も動き出し、腎臓に負担をかけることになります。
そのため、足もみの最初と最後に老廃物の排出を促すため「基本ゾーン」を刺激するのが理想です。
腎臓の反射区は両足裏のど真ん中にあります。
詳細はこちら
http://www.asimomi.jp/mailinfo/ref/ref22.htm

足揉み知恵袋vol 11
前回は老廃物の排出が大事というお話をしましたが、次に大事なのはなんでしょう?
そうです、血に栄養素が含まれているか? これが大事になります。
細胞もひとつひとつ生きています。生きるため、活動するために栄養素は必要です。
栄養素の吸収は「小腸」で行われます。小腸の働きを高めて、しっかり栄養素を吸収するこれが大事なことです。
小腸(へそ周り)が冷えるという事は腰痛などの原因になります。お腹が冷えれば、背中も冷えます。
冷えれば治る力も弱り、使いすぎればダメージが残ります。これが腰痛の原因にもなります。
また、小腸は免疫力に大きくかかわっている事も事実です。花粉症にヨーグルトって聞いたことありますよね!
反射区の場所はこちら
http://www.asimomi.jp/mailinfo/ref/ref25.htm