東洋医学では人間は100歳まで生きるとしている!
医療も発達していない大昔でもこんな考え方からスタートしていました。
これが、「東洋医学」と言ってもいいと思います。
東洋医学の聖書?ではないですが、最も古い医学書として言われている
「黄帝内経(こうていだいけい)」という書物があります。
黄帝内経は大きく、「素問(そもん)」と「霊枢(れいすう)」からなっています。
この「素問」の最初に「人間は100歳まで生きる」というとことから始まっています。
はっきり言って「かなりびっくり!!」でした。
これがあるから、養生法を中心とした医学?になったということだと思います。
100歳まで生きる人はどのような人か?それは以下のように説明しています。
「養生のことをよく心得、四時陰陽に応じて暮らしていた。
飲食に節度があり、寝起きは規則正しく、無理な力使いをしなかった。」
逆に、養生を実践しない人、四季を考えずに行動する人などは早死にするということを言っています。
昔は、大病すると死に直結だったので、すこしでも大病しないようにすることが長生きのコツと考えていたのでしょう。
だからいかに病気にならないか?これを研究する事が一番大事なことだったと思います。
現代の「病気は医者が治す」という考え方ではなく、「どうやって病気にならずに生活をしていくか?」これが東洋医学と言ってもいいかも知れません。
この考え方は「現代の日本人には最も必要な事かもしれません」