リフレクソロジーは東洋医学ではなく「西洋医学」です。
リフレクソロジー(足つぼ)は中国何千年の古くからなんて言っている人がいますが
それは、間違いということになります。
どうしても、「足つぼ」とかで「つぼ」のイメージがあるため、中国という認識を持つ方が多いのはじじつですが、「足つぼ」という表現はよくありません。
「足の裏にはたくさんのツボがある」という表現をされる方も多いのは事実ですが、足の裏にはツボはたくさんないのが本当の事なのです。
あるのは、「反射区」というもので、「つぼ」ではないからです。
反射区は足の裏にはたくさんあります。ツボは経絡上でいえば「湧泉」ただ一つです。
「足つぼ」というあくまで、日本人にわかりやすく表現したこともあり、混乱しているわけです。
反射区を用いているにもかかわらず、足つぼという表現を用いてきた施術者側の問題もありますが・・・
西洋医学では、
「頭が痛い」=>頭を調べる (CT,MRI) => 手術など
「腰が痛い」=>腰を調べる=>患部のマッサージ、手術
原因が不明ならば、次の関連しそうな場所を順次調べていく手法である。
反射区を用いて施術する場合は西洋医学的な観点から施術をするのが普通です。
頭痛があれば「頭の反射区を押す」
腰が痛ければ、「腰の反射区を押す」
といったように、対処療法的にともいえなくもないですが、悪いと思われる場所に対応する反射区を刺激するのが、反射区療法(リフレクソロジー)となります。
では、東洋医学ではどうなるのでしょうか?
腰が痛いからといって、腰に「鍼」や「灸」をするとは限りません。経絡の滞りが原因など考えて、それに対応する「ツボ」を刺激することになります。
腰痛や頭痛といっても、原因はさまざまで、場所に対応するというよりも、症状をいろいろと調べたうえで「ツボ」を決定して、施術をします。
同じ頭痛や腰痛でも、人によっては施術する「ツボ」が異なるということになります。
つまり、リフレクソロジー(足つぼ)の考え方そのものが西洋医学に近いことになります。
また、東洋医学の代表は「五臓六腑」ともいえるでしょう。
五臓は「心臓、肝臓、肺臓、脾臓、腎臓」
六腑は「小腸、胆のう、大腸、胃、膀胱」
この「五臓六腑」には「頭」もなければ、「腰」もない、「子宮」や「睾丸」もない。
つまり、仮想の臓器というか、西洋医学の臓器とは別物と考えるのが正しいわけである。
混乱している人も多くいますが・・・
リフレクソロジー(足つぼ)には、頭や腰、子宮、睾丸があるということからしても
西洋医学と言わざるおえないということです。
今日はココまで