「足の裏のほてり(寝る時)」について、原因と解消法を示します。
私もそうですが、夜寝る時に足裏がほてり、寝づらい事があります。
なんで、そうなるのか? 私が理解している範囲で示します。
<ほてり の原因>
西洋医学的には、人間寝る時、体温を下げる必要があります。
体温を下げるために、手の平、足の裏に血液を集め、放熱を促します。
赤ちゃんの手足が温かくなると、「眠い」とわかる理由がここにあります。
これを東洋医学で説明します。(黄帝内経に記述あり)
人間は、起きている時と寝ている時で気の入れ替えを行うと言われています。
起きている時は「陽気」で寝ている時は「陰気」。
この切り替えがうまくできないと、寝る時に足の裏がほてってしまうという事がおきます。
これを司るのが、「膀胱」と「腎」になります。
陽気を「膀胱系」と使って足元に落とし、「腎」を使って体の内におさめます。
つまり、「腎」のパワーが減ると、足の裏がほってった状態になってしまうと考えます。
これが、「寝る時 足の裏がほてる」理由になります。
<解消法>
● ツボ押し(温めるように)
湧泉(反射区でいえば「副腎」の反射区)、
太谿(内踝の横)
● 食べ物
黒い食べ物を補う。
黒豆、黒胡麻、イカスミ、ぶどう、きのこ類
私が食べるのは、「干しブドウ」と「ブドウジュース」です。
夏はブドウジュースは飲みやすいので、お勧めします。
夏にブドウジュース(毎日180ccくらい)を飲むようになって、ほてりの回数がかなり減りました。
冬は体を冷やすので冷たいジュースを控え、干しブドウにしています。
寝る前に足裏がほてる方はお試しアレ
また、夜寝る前に考え事などをしないこれも一つのほてり予防になります。
考え事をすると「陽気」が作られ?、いつまでたっても、陽気が減らなくなり、
気の切り替えができずに、寝付けなくなります。
これも、寝る時の足裏の火照りと関係があると思います。