★ 外反母趾の改善ポイント解説 ★
◎外反母趾とは?
外反母趾とは親指が外側(小指方向)に曲がってしまう状態です。
西洋医学的には15度以上曲がったら外反母趾という規定になっている。
このくらい曲がると痛みなどが強く、治療が必要という一つの目安になっています。
逆に小指が内側に曲がるのを「内反小指」といいます。
外反母趾は指が曲がってしまうというよりも、中足骨が広がることでアーチが崩れて、開帳足を伴うのが普通です。
外反母趾のサポーターとして、親指だけを元の方向に曲げるだけのものがありますが、これは好ましくなく
中足骨付近をしっかりとサポートして、アーチを形勢させるようにするサポーターがお勧めになります。
両足に装着する事をお勧めします。体のバランスの乱れが現状の状態になっています。
片足ではなく、両足に装着する事で左右差も少なくなり改善に早道です。
改善のための2つのポイント説明します。
◎ 外反母趾の原因1 靴
靴が外反母趾の原因!
外反母趾の原因はハイヒール(踵の高い靴)と思っている人が多いと思いますが
実は、それが原因ではありません。
外反母趾の原因はハイヒールとは限らないということ。
実際に男性にも子供にも外反母趾予備軍がいることからあきらかです。
ヒールが高い靴であっても、指に負担のかからない靴を選べば外反母趾になりません。
歩くときに指に負担をかけずに、土踏まずでしっかり支えられる靴であれば、外反母趾にはなりません。
外反母趾になる靴は
ぶかぶかの靴は歩くたびに足が靴の中で動き、足指に負担がかかるため、行き場がなくなって曲がるという事です。
履いているだけで、指先に負担がかかる靴も世の中にはあります。
対策は靴サイズの見直しと指先に負担がかかる靴をどうしても履きたい場合は時間を短く区切る努力をしてください。
外反母趾ですでに悩んでいる方はとくに、親指の付け根が当たると痛いという理由もあって、ぶかぶかの靴を履いている人が多いように思います。
外反母趾だからこそ、サイズの合った靴をきちんと選ぶことこれが大切です。
◎ 外反母趾の原因2 歩き方
歩き方でも外反母趾に!
お年寄りでヒールのある靴を履かないにもかかわらず、外反母趾がひどくなっていく方がいるのも事実です。
この場合は歩き方に問題があり!
足の裏をするように歩く(すり足の)方がいます。このような歩き方は外反母趾の原因です。
歩く時に足裏をするような歩き方は靴の影響を受けやすいので、歩き方を改善したいものです。
足が上がらないこともあり、お年寄りに多い歩き方になりますが、たまに若い人にも見かけます。
足の裏をすらないように、足を上げて歩きましょう。
また、お年寄りが荷物を持つ時、カート(押す車)を使うのも仕方ない事ですが、
カゴを押すという行為は重心が前になることを助長するので、押すをいう行為は避けたいところです。
つまり、引く状態で荷物を持つのが正解ということになります。
母親にプレゼントする時は押すタイプではなく、引くタイプもしくは背負うタイプを選びましょう。
外反母趾になる(助長する)歩き方は
◎外反母趾生活改善のまとめ
外反母趾の痛みが出る前の予備軍のうちから2つの原因を理解し、生活に取り入れましょう。
外反母趾対策は2つ
(1)ぶかぶかの靴や指に負担のかかる靴をやめる
(2)足裏をこする歩き方や重心が前の状態で歩くことをやめる。
この2つの対策を実践して、現状維持につとめましょう。
2016.12.8 記載
【足もみ情報サイト】 足もみてっちゃん
オフィス&イベントへの出張足揉み&教室 行っています。
院長 宮田徹也
メール techan@asimomi.jp
2019.9.7 更新