★ 生理痛を足もみで改善 ★
◎生理痛(月経痛)があるのは普通?
本院において、このようなやりとりがよくあります。
私 :「生理痛ありますか?」
患者さん:「ありません」
私 :「足診ると、ありそうですが、本当にないですか?」
患者さん:「動けなくなることないし、薬も1日しか飲まないから」
私 :「痛みは毎回ありますよね?」
患者さん:「そうですね・・・・」
上記のとおり、生理の時、動けないくらい痛いことが生理痛があると思っている女性が多いという事実です。
または、そう思いたいのかもしれません。私は男性なのでよくわかりませんが。
生理の時に痛みがあれば、それはれっきとした生理痛です。
頑張って足を揉みで改善していきましょう。
東洋医学的には、生理が始まるのは14歳と言われています。
生理が始まってからも子宮・卵巣は成長していくものです。
若いうちに無理なダイエットすると、子宮・卵巣の発育不全になってしまうということを理解する必要があります。
子宮・卵巣は東洋医学的にみて28才まで成長するといわています。
だから、28才までなら、生理痛も治りが早いのでしっかり刺激して改善しましょうね。
足を診れば生理痛が出やすいタイプかどうかはわかります。
知りたい人は足もみに来てね!
◎生理痛はどこが痛い?
患者さんにこんな質問をぶつけた事があります。
私 :「生理痛はどこが痛いか知ってますか?」
患者さん:「子宮です」
ほとんどの人がそう答えます。
子宮筋腫や子宮内膜炎があれば、それも一理ありますが。
ほとんどの場合は子宮が痛いのではなく、その周りの筋肉が緊張して痛みがでます。
子宮はとても痛みに強く(鈍感に)できています。
でなければ、赤ちゃんが蹴っ飛ばしたと「にっこり」笑っている事などできません。
生理痛の時、腰や下腹部をカイロなどで温めると生理痛が楽になりますよね。
これは、周りの筋肉が温まって緊張がゆるみ、痛みが改善するのです。
子宮が炎症して痛いのであれば、温めると痛みが悪化するはずです。
足揉みで生理痛を改善するには、まずは子宮中心ではなく、○○○中心になります。
まずはと書いたのは根本解決には子宮を刺激する必要があるからです。
それでは、早く痛みを取るにはどこが中心でしょう。下記も読んでね。
◎ 生理痛改善方法
下腹部を冷やさない、無理なダイエットをしない、体が冷える食べ物をなるべく摂取しない。
半身浴や、運動をして熱量をキープできるよう な体にする。これは冷え症対策と同じです。
21才未満の方は、子宮・卵巣は成長期(東洋医学的にも)なので、たんぱく質をしっかりとるのも良い方法です。
子宮の形成するのにも、たんぱく質は絶対に必要でこの時期にしっかりとらないと、後で後悔するかも。
★ お勧めグッズ
寝るときだけでもお試しください。
お勧めの場所は お尻(仙骨)です。ベルトの下 骨の出ている場所です。
★ 足を揉む(揉んでもらう)
<足裏>
副腎 痛みが強い時にしっかりと刺激してください。
<甲側>
下半身リンパ 下半身のリンパの流れを整えます。
<内側>
子宮 子宮の血行をよくします。
<外側>
卵巣 卵巣の働きを高めます。
下腹部 生理痛の痛みを和らげます。
外坐骨 下腹部の上 生理痛の痛みをやわらげます。
痛みがある時に揉んでも有効です。
※だたし、出血が増える人が多いので貧血の人は注意が必要です。
本院では揉み方 も指導し ています。「学習コース」を選択ください。
◎治療にあたって
生理痛は痛くなってから揉んでもそれなりに治まりますが、痛くなる前に自分で刺激するのがもっとも良い方法です。
実際、痛いと腰をかがめて来院した患者さんが帰りには、まっすぐに歩いて帰るくらい効く人もいます。
自分で揉んでいれば、痛みすらこないようにできるのです。
頑張って、刺激しましょう。生理がくる1週間前から生理がくるまでの間だけでも・・・
自分で足を揉むのは無理な人は、こちらを参考に ボールを使っ た足裏刺激方法
上記の話は全て、西洋医学的に見て異常が見当たらない場合に当てはまります。
あまりにもひどいようであれば、一度医者に診てもらうべきです。
その上で足揉みを併用して改善していきましょう。
2017.3.7 更新
【足もみ情報サイト】 足もみてっちゃん
オフィス&イベントへの出張足揉み&教室 行っています。
院長 宮田徹也
メール techan@asimomi.jp
2019.9.7 更新