★ 足底筋膜炎(足底腱膜炎)改善のポイント★

足裏の痛みの代表でもある、足底筋膜炎(足底腱膜炎)。

聞いたことがあると思いますが、その原因と改善についてまとめたいと思います。

具体的なストレッチの方法はこちらを参考に 

 

 

 

 

◎足底筋膜炎(腱膜炎)とは

文字どおり、足裏の筋膜(腱膜)に炎症がおきる症状で、一歩目(動き始め)が痛いというのが特徴です。

特に朝が一番痛いということも。

筋肉がうまく伸びずに、腱に大きな力がかかり筋膜に炎症を起こしてしまう病気。

改善をせずに放置していると、手術しなければならないくらいひどい事になる恐れも。

 

◎「足底腱膜炎」と「足底筋膜炎」は違うもの?

ところで、筋肉はともかく、腱ってわかっていますか?

一番有名なのは、アキレス腱これなら、皆さんしっていますよね?

アキレス腱は身体の中で一番丈夫な腱と言われています。

スポーツ選手などは、切ったなどという人もいますが、それだけ激しい運動をしているという証です。

筋肉を固定する時、骨にくっつくのですが、筋肉より丈夫な腱となって筋肉をうまく固定していると考えればわかりやすいと思います。

つまり、アキレス腱はヒラメ筋や腓腹筋を骨に固定することを行っています。

腱は筋肉よりも固く丈夫である代わりに、筋肉より伸び縮みしにくいものです。

腱はわかりやすく言い換えれば筋肉の一部で骨とくっつける時に必要なものでもあり、骨と骨をくっつけるもの。

足の裏には筋肉もありますが、同様に腱も多い場所です。

同じように膜に覆われており、筋膜も腱膜と区別はつけれないという事です。

だから、

足底腱膜炎と足底筋膜炎は同じ足底腱膜炎と足底筋膜炎は同じ

となります。ご理解いただけたでしょうか?

 

◎足底腱膜炎(筋膜炎)になる原因について

足底腱膜炎の原因は一言でいえば、足裏の使い過ぎという事です。

足裏を使いすぎる事で、足裏の筋肉が限界になり、痛みという現象を起こすと考えてもらえば間違いありません。

では、なぜ使いすぎるのか?

激しいスポーツをしているのであれば、想像はできますが、それほど激しいスポーツをしていなくてもなる人はいます。

では原因は?

考えられる原因を3つほど紹介。

 

(1)体重が重い人

体重が重い人体重が重い人

これも全くないとは言えない事実があります。

体重が重ければ足裏にかかる負担は大きくなります。

膝と同様に、体重を減らすのは立派な足底腱膜炎の改善方法だからです。

 

 

 

(2)歩く時に、足裏を緊張させてしまう人。

歩くとき歩くとき

そんな人いるの?と疑問な人もいると思いますが、事実いるのです。

その理由が足のサイズに合っていない靴を履いている人。

靴の中で足が動いてしまうと、その度に足裏が緊張するものなのです。

 

 

足裏の緊張状態が続けば、足裏は悲鳴を上げることでしょう。

だから靴のサイズを見直し歩くときに足が動かないように改善しましょう。

靴紐をしっかりと結びましょう。

 

 (3)浮指の人

浮指の人浮指の人

 最近よく、耳にする言葉「浮指」。

足の指が甲側に曲がってしまい、立っている状態で足の指が床につかない状態です。

かなりの割合でいるのが事実です。

指が甲側に曲がってしまっている状態は、足裏の筋肉を引っ張っている状態となります。

浮指があると、足裏が緊張している状態が続くということです。

この状態で歩けば足裏が悲鳴を上げて、足底腱膜炎になるのです。

だから

浮指が足底腱膜炎の原因に浮指が足底腱膜炎の原因に

という事です。

足指を鍛えて、浮指を改善しましょう。

  

◎なってしまった足底腱膜炎(筋膜炎)の改善

足底筋膜炎はどこが痛いといえば、足裏ですよね。

一番多い場所は足裏の踵付近。

上記の場所が一番多いと言われていますが、実際には土踏まずや、中央やや上の部分もあります。

足底腱膜炎の改善に一番の近道は、ストレッチと足もみ。

<ストレッチ>

痛い足裏だけでなく、アキレス腱、足裏、足の甲側のストレッチを行うのが正解です。

足首が固いと足裏の負担も自然と増えるものです。

筋肉は伸びれる事をしらないと、だんだん固く伸びにくくなるものです。

日頃のストレッチが大切です。

ストレッチの方法はこちら

 

足もみ足もみ

<足もみ>

足底腱膜炎でも足もみを行いましょう。

足裏の痛い場所は軽くゆっくりと押す(持続圧をかける)のが大切です。

痛い場所をゴリゴリ強く揉むのは厳禁です。

それ以外の足裏はしっかりと揉みましょう。

うまくいけば1回でかなり状態が良くなる人もいます。

上記のストレッチも忘れずに。

 

◎足底腱膜炎のまとめ

足裏が痛い足底腱膜炎、改善には原因の排除とストレッチとなります。

趣味のはげしい運動は排除できますが、これが仕事となるとそうは簡単にはいきません。

できる事からコツコツと改善していきましょう。

改善の3つのコツ。

(1)体重が重ければ減量(ダイエット)する。

(2)靴のサイズを見直し(紐をしっかりと結ぶ)ことで歩く時に、足裏が動かないようにする。

(3)ストレッチと足もみを行う。 

ある程度改善したら、今後、足底筋膜炎にならないために、足指力を鍛えて、浮指から脱却する必要があります。

タオルギャザーを行いしっかりと浮指対策をしましょう。

 

2016.12.8  更新


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院長 宮田徹也

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2019.9.7  更新