足もみ」はいつごろから始まったと思いますか?
足をもむという行為の歴史は古く、4500年前までさかのぼります。
古代エジプト時代(紀元前2500年ごろ)に書かれた絵文字に古代人がお互いに足の裏を揉んでいる絵が存在します。
つまり、足を揉むという行為はなんらか身体に良い影響を与えるものだと認識していた事の証拠になると思います。
こんなに古くからあるって知ってましたか?
しかしながら、東洋医学と言われる中医学ではあまり注目されていなかったのか、戦争で焼けてしまったのか、「足もみ」に関する文献が残っていません。
唯一あるのが、古代中国の医書と言われる「黄帝内経」(4000年前)に「観趾法」という施術法があったと言われているだけです。
この「観趾法」に「足もみ」の記述があるとされていますが、文献は残っておらず詳細は不明なのが現状です。
ではなぜ、現代にこの「足もみ」なるものが脚光をあびるようになったのでしょうか?
次回はそれについて話をしたいと思います。