今回は「台湾式足つぼ」についてお話したいと思います。
「台湾式足つぼ」は台湾人ではなく、スイス人ジョセフ・オイグスターが布教活動と共に台湾で広めた療法です。
ジョセフ氏が「病理あん摩法」を出版し台湾の各地で講演(1978年)しブームを起こしました。
1982年にはジョセフ氏の名前から「若石健康法」と言われるようになり、研究会も発足しました。
その後、日本にも伝わり(官足法)「足つぼ」などという言葉とともに広まりました。
日本人から見れば、台湾(中国)から伝わった足を揉む療法、東洋医学(台湾)の足つぼと理解するのも無理もない事だと思います。
しかし、台湾式の足つぼも経緯を知ればわかるとおり、ヨーロッパで流行していた足の刺激方法(リフレクソロジー)からきています。
足つぼは東洋医学ではなく「西洋医学」リフレクソロジーであるという事実を忘れないでくださいね。
東洋医学のツボ(鍼灸・マッサージで使用)とリフレクソロジーの反射区は全く考え方が異なる別物です。